こんにちは、ユーリです。
車やバイクを運転するうえで、必ず注意しなければならいもの。
それは道路(または交通)標識です。
教習所時代の試験に苦労した人も多いのではないでしょうか。
標識は万国共通ではなく、その国特有のものです。
というわけで。
言語が違っても絵や記号で伝わるものはあるのか。
それともやはり伝わらないのか。
今回は、世界各国のユニークな道路標識を調べてみようと思います。
ちなみにオーストラリアのカンガルーに注意.…といったような可愛い動物シリーズは登場しませんので悪しからず。
はじめに
せっかくですので少しお勉強も。
先ほど、道路標識は万国共通ではないとお伝えしました。
とはいえ、国をまたいでの移動が珍しくない昨今、あまりにバラつきがあっては困りますよね。
そして同じような思いに至った方が多かったのでしょう、
国際条約のもと道路標識に一定のルールが定められています。
(※もちろん対象地域でない国もあります※)
例えば…
・警告標識は、三角またはひし形で、背景は白や黄色が多い。
・禁止標識は、赤で囲まれた丸形で、背景は白か黄色が多い。斜線が使われることも多い。
・案内標識は、長方形または正方形で、背景は明るい色か青色が多い。
…等々。
詳しい意味まではわからなくとも、大きなカテゴリとして把握することはできそうですね。
それでは、いよいよ実際の道路標識たちを見ていきましょう!
わかりそうでわからないシリーズ
ブラジル
@Wikipedia
Eの3段活用(と勝手に名付ける)。
右の2つは何かを禁止しているように見えますが、斜線の数による違いは?
そもそも“E”って何?!
皆さんがピンとこないのもそのはず。
ポルトガル語で駐車は「Estacionamento」といい、その頭文字というわけなんです。
というわけで、
答えは左から「駐車可」・「駐車禁止」・「駐停車禁止」でした!
場所が違えば、言語も違う。
当たり前ではありますが、ついつい英語で考えてしまうので盲点でした。
中国
@Wikipedia
続いてはこちら。
日本人にも馴染みが深い漢字が出てきました。
これなら推測できそう!と思った方もいるはず。
ですが、意外と難しと思うのですがいかがでしょう?
答えは「速度落とせ」です。
「慢」が日本語でいうところの「ゆっくり」という意味だそうです。
文字から直接的な意味は連想できませんでしたが、
なんだか
(スピード出しまくって自”慢”するなよ…)
(ここは我”慢す”るんやで…)
と心の中に語りかけているみたいで、日本人的にもこの文字でもイケるのでは…と勝手に納得した筆者でした。
ロシア
@Wikimedia
わからない、わからないけど、どこか親近感が沸く…!
ネットをよく使われる方はこう思ったことでしょう。
答えは「警察検問」です。
…顔文字みたいでなんか可愛い(ノ’Д’)ノ
香港
@Wikipedia
さあ、ついに言語ですらなくなりました。
三角の形と配色から、何か注意を促しているようですが…
この●はボールでしょうか?飛び出し注意??
答えは「交通事故多発区域」です。
シンプルにすることで、より強く意識を持てそうな気がします。
いやわかるけど…シリーズ
イタリア
@Wikipedia
標識に所狭しと書かれた長蛇の車の列。
そうです、答えは「交通渋滞の可能性あり」です。
…それにしても、めっちゃ渋滞してる~(笑)
アメリカ
@wpclipart
思わず危ない!と声を上げそうになるこちら。
説明は不要かと思いますが、答えは「牛落下注意」です。
初めてこの道を走ったとして、まさかとは思いつつも、ここまで書かれたら気をつけて走ろうと思いますよね…
誇張して表現することも大事。
挙げだしたらキリがないので、今回はこの辺りで。
海外はもちろん、国内でも地域特有なものもあるかもしれませんね。
どこか見知らぬ土地に行く際は、景色を楽しむのはもちろんですが、標識にも目を配ってみてはいかがでしょうか。
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